2016年10月17日

イチゴのミルメークの思い出

金曜日、ちびさんは学校の出前講座で酪農を学んだらしい。

お土産にイチゴのミルメーク。学校給食に好く付いてくる牛乳に入れて飲む粉だ。

ちょっと大人を気取りたいちびさんは「おれ コーヒーのほうが良かった」なんて言ってたけど、イチゴのミルメークを見て甦る記憶。

本人は覚えてないだろうなぁ。

姉ちゃん1年生「学校行きたくない」の理由は給食の牛乳だった。

イチゴのミルメークを入れれば飲めると言うので店で捜し、毎日一つ持たせた。

支援級の先生が毎日牛乳の量とミルメークの量を調節して、ちょっとずつ薄く、ちょっとずつ牛乳の量を増やし…

姉ちゃんは今でも家では牛乳を飲まない。でも、学校の牛乳は残さず飲んでいる。ミルメーク無しでね。

手のかかる子だったのよ。本当に。そんな過去の苦労話を笑って語れるようになった。

手のかかる子なのよ。未だにね。今の「学校行きたくない」の原因もなんとなくわかってきて、対策に先生たちが動きだした。

いっぱいの大変を笑いにして、歩いていくのかな。

それが幸せってやつなのかもしれない。

祭に出かけ、疲れたともたれかかる手を重たいと払いのけ、ふとこうして甘えて歩くのもいつまでか?と思い、ふざけて「愛が欲しいの?赤ちゃん」と抱きしめたら、照れて逃げてった。

まだまだ甘ったるいイチゴのミルメークみたいな、子どもと大人の狭間の姉ちゃん。

キラキラ光ってるね。  


Posted by つむたい at 00:12Comments(0)子育て くらし