2016年10月04日
姉ちゃんとおしゃれなバッグ

しばらく前から姉ちゃんは友だちと一緒に出かけるようになった。
その中で一番の仲良しさんがなかなかおしゃれな子で…
一緒にアーケードゲームがやりたいと言うので、その子の親の許可をとって、アピタに行くことに。
早めに我が家についた彼女は姉ちゃんのコーデにダメ出し。姉ちゃんの衣装ダンスから可愛いワンピを選び
「可愛い服持ってるじゃん!これに着替えな!」
でもって、可愛いバッグは女子の必須アイテムらしく
「はあ?バッグ持ってないの~!?」
ってなことになりまして、前々から唯一の女の孫である姉ちゃんにバッグを買ってやりたいなと思ってたばあちゃんのハートに火がついた。
もともと、ラブリーなものが好きだけれど、考えるのが面倒なのと、いつものコーデが安心な姉ちゃんも可愛いバッグに興味を持ち、目に留まったのがこちら。
手持ちにもショルダーにもリュックにもなり、ポケットも使いやすそう。
しかし、ラブリーなピンクに欲しいんだけど引っ掛かる。
「これって、私みたいにデカイ女の子が持ってても良いかな?何歳くらいまで変じゃないかな?」
「別に持ちたきゃ、大人でも変じゃないけど、それにはガーリッシュなおしゃれに気を使わなきゃ似合わんぞ?要するに君がどう進みたいかだ。ジャージ女子みたいに動きやすさを取るなら、スポーツブランドのウェストポーチみたいなほうが合うからな」
「母さんは可愛いバッグ買った?」
「いや、母さんは可愛いバッグ欲しくなかったし、どっちかと言うと中身は男だからな」
「え 母さん女でしょ?」
「生物学的には女だけど、中身は男だ。おしゃれ女子ではない」
「…あ…うん…」
納得できたか娘よ。それはそれでなんか悲しいが、母さんは子どもの頃から我が道を行く人だったからな。君がどの道を進むかは自分で考えな。
姉ちゃん。おしゃれ女子の道はなかなか大変だぞ。まあ、せいぜいバッグに似合う可愛い女の子になれるように精進したまえ。
Posted by つむたい at 22:52│Comments(0)
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